その広告、大丈夫ですか? −化粧品の効能の範囲
カテゴリー:薬事法(薬機法)

                 
こんにちは。ひな祭りひなまつりが終わったのにまだ寒いですね寒い


今日は薬事法で定められている化粧品の効能についてです。

薬事法は「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「医療機器」について定められている法律です。
(ここで薬事法と書いているのは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」という法律のことです)

その中で「化粧品」は

「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。 」

と定められています。


簡単にまとめると、薬事法で定められている化粧品とは

  • マスカラや口紅・アイシャドウ・ファンデーションなどメイク用品
  • 化粧水や乳液、クリーム、美容液など基礎化粧品
  • ボディーソープ、石鹸などボディケア用品
  • シャンプー、コンディショナーなどヘアケア商品
  • マニキュア、ジェルネイル、ネイルオイルなどネイル用品
  • その他 香水、アロマオイル、入浴剤(バスソルト)等

など、


-引用-
「体を清潔にしたり、見た目を美しくしたりする目的で、皮膚等に塗布等するもので、作用の緩和なものをいう。」
(wikipedia日本語版 http://ja.wikipedia.org/ より



のです。


それを踏まえ、今回の話題はその化粧品の効能についてです。

Aという化粧水があり、そのA化粧水の広告にこんな文章が書かれていたとします。

トラブルお肌に効果あり!

洗顔後に使うだけでにきびが治り、にきび跡のシミに効く!


アンチエイジング

特別処方の○○成分を高濃度で配合しているので短期間でリフトアップ。
1ヶ月使えば10歳若返るかも!?


敏感肌にも安心

臨床データ報告で奇跡の結果!
お客様満足度100%


これはどの文もすべてNGです。
なぜNGなのでしょう。

法律で定められている化粧品で使ってOKな効能効果等の表現の範囲は以下の56個です。

  1. 頭皮、毛髪を清浄にする。
  2. 香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える。
  3. 頭皮、毛髪をすこやかに保つ。
  4. 毛髪にはり、こしを与える。
  5. 頭皮、毛髪にうるおいを与える。
  6. 頭皮、毛髪のうるおいを保つ。
  7. 毛髪をしなやかにする。
  8. クシどおりをよくする。
  9. 毛髪のつやを保つ。
  10. 毛髪につやを与える。
  11. フケ、カユミがとれる。
  12. フケ、カユミを抑える。
  13. 毛髪の水分、油分を補い保つ。
  14. 裂毛、切毛、枝毛を防ぐ。
  15. 髪型を整え、保持する。
  16. 毛髪の帯電を防止する。
  17. (汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする。
  18. (洗浄により)ニキビ、アセモを防ぐ(洗顔料)。
  19. 肌を整える。
  20. 肌のキメを整える。
  21. 皮膚をすこやかに保つ。
  22. 肌荒れを防ぐ。
  23. 肌をひきしめる。
  24. 皮膚にうるおいを与える。
  25. 皮膚の水分、油分を補い保つ。
  26. 皮膚の柔軟性を保つ。
  27. 皮膚を保護する。
  28. 皮膚の乾燥を防ぐ。
  29. 肌を柔らげる。
  30. 肌にはりを与える。
  31. 肌にツヤを与える。
  32. 肌を滑らかにする。
  33. ひげを剃りやすくする。
  34. ひげそり後の肌を整える。
  35. あせもを防ぐ(打粉)。
  36. 日やけを防ぐ。
  37. 日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
  38. 芳香を与える。
  39. 爪を保護する。
  40. 爪をすこやかに保つ。
  41. 爪にうるおいを与える。
  42. 口唇の荒れを防ぐ。
  43. 口唇のキメを整える。
  44. 口唇にうるおいを与える。
  45. 口唇をすこやかにする。
  46. 口唇を保護する。口唇の乾燥を防ぐ。
  47. 口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。
  48. 口唇を滑らかにする。
  49. ムシ歯を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  50. 歯を白くする(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  51. 歯垢を除去する(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  52. 口中を浄化する(歯みがき類)。
  53. 口臭を防ぐ(歯みがき類)。
  54. 歯のやにを取る(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  55. 歯石の沈着を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
  56. 乾燥による小ジワを目立たなくする。

注釈1 例えば、「補い保つ」は「補う」あるいは「保つ」との効能でも可とする。
注釈2「皮膚」と「肌」の使い分けは可とする。
注釈3 ( )内は、効能には含めないが、使用形態から考慮して、限定するものである。


昭和36年2月8日薬発第44号薬務局長通知「薬事法の施行について」記「第1」の「3」の「(3)」より



お化粧品にこれら以外の効能効果を書いちゃダメなんです。

だって、「化粧品」とは体を洗浄泡するか、きれいに見せるメイクものだから・・・
言うまでもありませんが、上記であっても事実としてその効果がないと書いちゃダメです。

「医薬品」薬でも「医薬部外品」目薬でもない「化粧品」口紅に上記以外の効能効果が書かれていたら
それはNGです。
きちんとした企業なら、A化粧品のように化粧品の範囲を超える効能を書きませんよね。

皆さんがお化粧品の広告を見るとき、ぜひチェック目してみてくださいね。


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posted by: エブリード株式会社 | 薬事法(薬機法) | 00:05 | comments(0) | - |